将棋

名人戦黎明期を振り返る③

どうもstsです。 今回も前回に引き続き名人戦黎明期を振り返っていきます。 第1期は様々な出来事が起こった中、リーグ戦を制した木村八段が初代名人に就き、第2期では関根十三世名人時代の実力No.1の土居八段、第3期では関西で実力トップの神田八段を破り、…

将棋界、通算1000勝達成者

どうもstsです。 本日のテーマは「将棋」です。 昨年末、丸山忠久九段が叡王戦予選において勝利を挙げたことにより、通算1000勝を達成しました。おめでとうございます! ということで今回は将棋界における歴代の1000勝達成者をまとめてみました。 それではさ…

名人戦黎明期を振り返る②

どうもstsです。 今回は前回の続きとなる記事。名人戦の黎明期を振り返っていきます。 前回は様々な出来事が起こった中での初代名人を懸けた流れを振り返りました。 oknsts1018.hatenablog.com 今回は第2期~第3期を振り返ってみます。 それではさっそくどう…

名人戦黎明期を振り返る。

どうもstsです。 先日、藤井聡太竜王が渡辺明名人を破り、新名人となりました。実力制以降では16人目の名人の座に就き、史上2人目の七冠王になるとともに、史上最年少で名人の座に就いたことは大きな話題を呼びました。 名人戦は将棋界では最も古いタイトル…

将棋界歴代永世棋聖

どうもstsです。 本日のテーマは「将棋」です。 先日、藤井聡太棋聖と佐々木大地七段による第94期棋聖戦第4局が行われ、藤井棋聖が勝利。防衛を果たし4連覇達成となりました。これにより来期は通算5期目を懸けた防衛戦となり、永世棋聖資格獲得向けての戦い…

将棋界、歴代全冠独占達成者

どうもstsです。 本日のテーマは「将棋」です。 本日、第71期王座戦第4局が行われ、藤井聡太竜王名人が永瀬拓矢王座に勝利。シリーズ3勝1敗となり、王座を奪取。史上初となる八冠独占を果たしました。将棋界では史上4人目となる全冠独占達成者となりました。…

将棋界、タイトル連続保持記録

どうもstsです。 先日、第81期名人戦が行われ、藤井聡太竜王が渡辺明名人に勝利。史上最年少での名人獲得は将棋界の枠を超え話題となりました。 これで藤井竜王は七冠に到達。史上初の八冠独占へあと一つと迫りました。一方渡辺先生は実に18年ぶりとなる無冠…

実力制名人という称号

どうもstsです。 本日のテーマは「将棋」です。 実力制名人第〇代名人という称号をご存知でしょうか。「あー名人を5期獲得したら名乗れるやつね」と思った方もおられるかもしれません。 しかし今回は名人を5期獲得したら名乗れる「〇〇世名人」という「永世…

将棋界、最年少名人記録とトップ10

どうもstsです。 本日のテーマは「将棋」です。 本日、名人戦第5局が行われ、藤井聡太竜王が渡辺明名人に勝利。シリーズ4勝1敗となり、名人を奪取。史上最年少名人の記録を打ち立てるとともに、史上2人目となる七冠達成者となり、大きな話題を呼んでいます。…

ABEMAトーナメント2023(第6回ABEMAトーナメント)の各チームメンバー

どうもstsです。 本日のテーマは「将棋」です。 先日動画配信サイト「ABEMA」にて、「ABEMAトーナメント2023」のドラフト会議の模様が放送され、またエントリートーナメントの模様も放送されました。 持ち時間5分切れ負けで、1手指すごとに5秒増えるという特…

将棋界、六冠・七冠達成者

どうもstsです。 本日のテーマも「将棋」です。 本日、第48期棋王戦コナミグループ杯第4局が行われ、藤井聡太竜王の勝利、3勝1敗でタイトル奪取となりました。 藤井竜王はこれで六冠に到達。渡辺名人は名人の一冠となりました。藤井竜王は春からの名人戦の挑…

将棋界歴代王将

どうもstsです。 本日のテーマも「将棋」です。 本日、藤井聡太王将と羽生善治九段による王将戦第6局が行われ、藤井聡太王将が防衛を決め、王将2連覇、そして五冠保持を果たしました。「平成の天才VS令和の天才による世紀の一戦」と呼ばれた戦いは、どれも内…

名人戦挑戦者、歴代最年少記録

どうもstsです。 昨日、第81期A級順位戦のプレーオフが行われ、藤井聡太竜王と広瀬章人八段による対局が行われました。結果は藤井聡太竜王の勝利。20歳での名人挑戦権獲得となり、話題を呼んでいます。 では名人挑戦者の歴代最年少記録はどうなっているので…

第3回女流ABEMAトーナメントの各チームメンバー

どうもstsです。 本日、第3回女流ABEMAトーナメントのドラフト会議の様子が放送されました。 3人1組で挑む女流棋士によるチーム戦。前回と今回を見るにこの1年間でのタイトル戦に登場した女流棋士がチームリーダーを務めているようです。 今年度、女流棋戦の…

王将戦、記憶に残る勝負10選

どうもstsです。 本日のテーマは「将棋」です。 先日、羽生善治九段が王将リーグを6戦全勝で挑戦権を獲得。藤井聡太王将への挑戦権を獲得しました。 2023年の年明けから始まる王将戦、否が応でも注目が集まります。ということで今回は王将戦の歴代名勝負10選…

将棋界絶対王者同士のタイトル戦

どうもstsです。 本日第72期ALSOK杯王将戦の挑戦者を決める挑戦者決定リーグの最終戦が行われました。挑戦権は羽生善治九段と豊島将之九段の二人に絞られ、直接対決となり、羽生九段が勝利。 これで藤井聡太王将と羽生善治九段のタイトル戦が実現!「平成と…

平成将棋界、相掛かりの歴史

どうもstsです。 今回のテーマは「将棋」です。 過去2回取り上げた、平成将棋界の戦術歴史シリーズ。矢倉、角換わりとやってきました。 oknsts1018.hatenablog.com oknsts1018.hatenablog.com そして今回取り上げるのは相掛かりです。 角道を開けずに先後共…

平成将棋界、角換わりの歴史

どうもstsです。 本日のテーマは「将棋」です。 先日、平成将棋界の矢倉を振り返るというテーマで記事をあげたところ、思ったよりも 反響があったので今回は角換わりについて取り上げたいと思います。 oknsts1018.hatenablog.com 角換わりといえば序盤早々か…

平成将棋界、矢倉の歴史

どうもstsです。 今回のテーマは「将棋」です。 今回はその中でも将棋の純文学、矢倉がテーマです。矢倉といえば、若手時代の升田幸三実力制第四代名人、大山生康晴十五世名人から加藤一二三九段、米長邦雄永世棋聖、中原誠十六世名人先生、そして現役で戦っ…

将棋界歴代永世名人(実力制以降)

どうもstsです。 本日のテーマは「将棋」です。 先日、永世名人の資格を有していた谷川浩司先生が特例で現役のまま「十七世名人」を襲位することが発表されました。 永世称号は原則引退後に名乗ることとなっていますが、これまでの実績と将棋界への貢献を考…

第5回ABEMAトーナメントの各チームメンバーとその由来

どうもstsです。 今回のテーマも「将棋」です。 先日、動画配信サイト「ABEMA」にて第5回ABEMAトーナメントのドラフト会議の模様が放送されました。 5年前から始まった本棋戦。非公式戦ながら持ち時間5分で一手指すごとに5秒増えるという「フィッシャールー…

ABEMAトーナメント歴代チーム名

どうもstsです。 今回のテーマも「将棋」です。 動画配信サイトABEMAにて放送される「ABEMAトーナメント」。フィッシャールールで行われるスリリングな将棋と将棋界では珍しい団体戦が最大の特徴です。 ABEMAトーナメントの団体戦において注目を集める一つが…

将棋界タイトル戦同一カードランキング

どうもstsです。 今回のテーマは「将棋」です。 将棋界ではタイトルを懸けた争いが常に行われており、中でもその時代に突き抜けた数名の棋士がいるとタイトル戦で同一カードの組み合わせが実現することが多々あります。 今回はタイトル戦における同一カード…

平成将棋界、振り飛車のタイトルホルダー

どうもstsです。 今回のテーマは「将棋」です。 今回はその将棋の中でも振り飛車がテーマです。 昭和の時代は大山康晴十五世名人や升田幸三実力制第四代名人が振り飛車を駆使して活躍しました。しかし平成に入ると両棋士が亡くなり、また居飛車穴熊という強…

将棋界の名誉名人

どうもstsです。 今回のテーマは「将棋」です。そして今回は「名誉名人」の称号についてまとめてみたいと思います。 将棋界には名人を5期獲得することによって得られる「永世名人」の称号があります。江戸時代から受け継がれるこの永世名人の称号は最も権威…

将棋界、歴代五冠達成者

どうもstsです。 今回のテーマは将棋です。 先日藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖)が渡辺明王将(名人・棋王)への挑戦権を決める王将リーグで勝利をあげ、王将戦の挑戦権を獲得しました。昨年の初タイトル獲得から勢いは増し、四冠まで到達し、次はいよいよ五冠…

第4回ABEMATVトーナメントのチーム名とその由来

どうもstsです。 今回のテーマは「将棋」です。今回はその中でも将棋界で近年盛り上がり続ける、「AbemaTVトーナメント」です! 第1回、第2回のトーナメントは個人戦で、藤井聡太先生が優勝。そして昨年の第3回は、将棋界初のチーム戦を開催。チームを決める…

NHK杯将棋トーナメント最年長優勝記録とトップ10

どうもstsです。 今回は将棋の記事です。テーマは「NHK杯将棋トーナメント」です。NHK杯は現在行われている中で最古の一般棋戦。今回で70回目の節目を迎えました。 毎週日曜日の朝に放送されており、一般的に最も目にしやすく、親しみのある棋戦といえます。…

JT杯歴代通算記録集

どうもstsです。 先日、JT杯将棋日本シリーズの決勝が行われ、豊島将之竜王が永瀬拓矢王座を破り、通算2回目の優勝を果たしました。 そこで今回はJT杯の通算記録をランキングにしてまとめてみました。 優勝回数、通算出場回数、連続出場回数、通算対局数、通…

将棋界、九段昇段最年少記録

どうもstsです。 今回の記事のテーマも将棋です。 今回取り上げるのは将棋界の最高段位、九段です。現在将棋界で九段になるためには (1)名人1期獲得 (2)竜王2期獲得 (3)タイトル通算3期獲得 (4)八段昇段後250勝 の4種類あります。 では九段に最年少で昇段し…