どうもstsです。
今回もNumer0n(ヌメロン)に関する記事です。
アイテム考察はTARGET編に続いて二つ目になりますね。
さて今回取り上げるのはSLASHというアイテム。
SLASHとは、相手の設定ナンバーの最大数から最小数を引いた数字「SLASHナンバー」を教えてもらうことができるアイテムです。
第5回大会で追加されたアイテムであり、番組内ではHIGH&LOWと並ぶ強力アイテムとして知られています。しかし強力ではあるものの使いこなすのも難しいアイテムとして知られており、「中田SLASH事件」はヌメロン界隈ではお馴染みのワードとなっています。
そんな強力アイテムSLASHですが、今回はSLASHの使い方というよりも、相手がSLASHを持っている際の対策です。
相手がSLASHを持っているときに闇雲に設定ナンバーを決めるとSLASHを使われて困ったという経験がある方おられるではないでしょうか。
今回はその対策を考えてみます。前置きが長くなりましたが・・・
さっそくどうぞ!
①SLASHナンバーを5か6にする。
相手がSLASHを持っているのならばSLASHナンバーをいくつにしておくかというのがまず1つの問題となります。
SLASHを1ターン目に相手に使われた時、理論上3桁で最も多く可能性を残せるのがSLASHナンバーが5か6の時となっています。
【SLASHを1ターン目に使われた際の相手の残り候補数】
SLASHナンバー2→残り48通り
SLASHナンバー3→残り84通り
SLASHナンバー4→残り108通り
SLASHナンバー5→残り120通り
SLASHナンバー6→残り120通り
SLASHナンバー7→残り108通り
SLASHナンバー8→残り84通り
SLASHナンバー9→残り48通り
相手がSLASHを持っているのなら残り候補数が多くなるSLASHナンバーに設定しておくというのは利にかなっており、セオリーともいえます。ちなみに4桁ではSLASHナンバー7が最大候補数となります。
②SLASHを使われた後にCHANGEを使う。
これはかなり有力な対策。
CHANGEというアイテムは、自分設定ナンバーの数字を一つ変えることができます。つまり相手がSLASHを使った後にCHANGEを使えば、相手に教えたSLASHナンバーを崩せることができます。
SLASHの後にSHUFFLEを使っても選択肢を増やすことはできるのですが、 SHUFFLEの場合、並び順が変わっているだけで数字自体は変わっていないのでよりCHANGEの方が強力です。
【例】第9回大会予選Aブロック、中田敦彦さんVSマリエさん戦
SLASHナンバー2
(1)987 0-0
CHANGE→百(↑)
(2)743 2-0
(3)980 0-0
(4)643 1-1
HIGH&LOW→↑↓↑
(5)746 3-0
中田さんは1ターン目でSLASHナンバー2を教えてもらいましたが、マリエさんに2ターン目でCHANGEを使われ、SLASHナンバーを崩されます。そして中田さんは4ターン目の時点で643の1択と勘違いし、1EAT1BITEのジャッジを聞いてテンパります。
最終的にHIGH&LOWを使いなんとか3EATしますが、SLASH直後のCHANGEがかなり有効だということが明るみになった試合でした。
③SLASHナンバーを9にする。
これは正直裏技に近いところ。
初手にSLASHを使われると0と9の使用がバレてしまうじゃないか!という話なんですが、相手は1~8の中から残りの1つを探さないといけないんですね。
しかも0と9を使われているのがわかってはいますが、その0と9がどの位にあるのかはわからないためそれも探さなければいけません。
そのため相手が残りの数字と0と9の位置を探している間に自分が先に当ててしまおうという作戦。
正直ギャンブルに近い一面はあるのですが、(中盤SLASHを使われるとこの作戦は失敗しやすい)作戦としてはかなりあると思っていますし、さらにCHANGEやSHUFFLEと組み合わせて使ってみるのも面白いかもしれません。
以上が主な対策となっています。
前回のTARGET編と同じく、この対策をすれば必ず勝てるわけではありません。あくまで参考程度にして頂ければと思います。
SLASHは使う側は迷走しないようにしなければいけないので、使いこなすのはもちろん大変ですが、使われる側も対策をしておかなければならないのでその指針になればと思います!