笑点、歴代出演期間ランキング

どうもstsです。

今回のテーマは「笑点」です。笑点は1968年から放送開始。子どもからお年寄りまで見て楽しめる日本を代表する演芸番組です。

先日林家木久扇師匠が笑点からの卒業を発表。55年間という長きに渡る番組出演でした。ということで今回は笑点メンバーの出演期間をランキング形式でまとめてみました。それではさっそくどうぞ!

 

1位林家木久扇(林家木久蔵) 55年

1969年11月9日~2024年3月31日

1位は先日、卒業された木久扇師匠。笑点になくてはならない、おバカキャラとしてお茶の間を笑わせ続けました。卒業回では「また来週」と発言し、爆笑を誘い翌週新メンバー発表回では本当に登場するなど、どこまでも型破りなキャラクターでした。大喜利の回答は年齢問わず誰が見ても笑えるもので大きな存在でした。笑点に何かあったらすぐに駆け付けると述べており、次はいつ出てくるのか楽しみにしています。

 

2位桂歌丸 50年

1966年5月15日~1969年3月30日

1969年11月9日~2016年5月22日

2位は回答者として40年、司会者として10年、番組を引っ張り支え続けた「ミスター笑点桂歌丸師匠。第1回からの出演者であり、レギュラー陣総入れ替えの時の除き出演を続け、番組50周年を機に卒業。回答者、司会者として切れ味鋭い答えや返しで爆笑を生み続けました。卒業後は「終身名誉司会」として番組に関わり続け、逝去後は「永世名誉司会」として番組のオープニングやカレンダーに登場しています。

 

3位六代目三遊亭円楽(三遊亭楽太郎) 45年

1977年8月28日~2022年1月30日

3位は腹黒キャラで人気を博した六代目の円楽師匠。20代の時に大喜利メンバーとなり、45年間出演を続けました。円楽師匠といえば、やはり歌丸師匠とのバトルが名物。回答者として片方がイジるともう片方がすぐに手をあげてやり返すのはもはや定番。歌丸師匠が司会就任後は司会者VS回答者の構図で戦いはさらに激化。昇太師匠、たい平師匠とともにブラック団を結成し、さまざまな戦いを繰り広げました。

 

4位三遊亭小遊三 41年

1983年10月16日~現在

4位は笑点のイケメン枠、小遊三師匠。そもそもは落語に専念するため笑点を離れた好楽師匠に代わるメンバーとして参戦。キザなキャラクターでありながら、下ネタや泥棒ネタ、近年は頻尿までネタにするなど、そのネタはわかりやすく人気も高いです。30年以上1番目の席となっており、大喜利で最初に登場するのは小遊三師匠ではないとむしろ違和感があります。これからも変わらぬそのキャラクターで番組を支えていきます。

 

5位三遊亭好楽(林家九蔵) 40年

1979年9月9日~1983年10月9日

1988年4月3日~現在

5位は現在圓楽一門からの唯一の出演者、好楽師匠。元々は木久扇師匠の弟弟子で、林家九蔵の名で出演していましたが、五代目圓楽師匠の弟子へ移籍。移籍後、落語を学ぶため笑点を離れるも後に復帰。かつては正統派の回答者だったものの、それを逆手に取り、いつの間にか人気がない、面白くないという唯一無二のキャラへと進化。現在は晴の輔師匠・宮治師匠とともにチームマカロンとして、最年長のメンバーとして出演中。

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6位山田隆夫 

1984年10月7日~

6位は「卒業」、「クビ」だのネタにされ続ける「ミスター座布団運び」山田さん。元々は三波伸介さん司会時代の「ちびっ子大喜利」に出演。そのため現メンバーで一番の先輩説も。その後そのメンバーで「ずうとるび」として歌手デビューし、一世を風靡しました。その後、座布団運びとして番組に復帰。かつては挨拶で歌を歌うのが恒例でした。これからもイジられる座布団運びとして幸せと座布団を運び続けます。

 

7位林家こん平

1966年5月15日~1969年3月30日

1972年7月30日~2004年9月5日

7位は林家たい平師匠、二代目林家三平師匠の師匠、こん平師匠。歌丸師匠と同じく第1回からの出演者で、レギュラー総入れ替え時に番組を離れるものの後に復帰。挨拶で毎回披露していた「1、2、3、チャッラ~ン!」の挨拶は恒例でした。弟子のたい平師匠が披露する山田くんクビネタは元々こん平師匠が披露していました。明るく大きな声で元気印のキャラクターとして長年番組を支え貢献した存在でした。

 

8位五代目三遊亭圓楽

1966年5月15日~1969年3月30日

1970年6月21日~1977年3月27日

1983年1月9日~2006年5月14日

8位は「星の王子様」の愛称で知られた五代目圓楽師匠。圓楽師匠は歌丸師匠、こん平師匠と同じく第1回からのメンバー。レギュラー陣総入れ替えの時を除き出演を続けましたが、落語に専念するため番組を卒業。しかし当時の司会者、三波伸介さんの急逝に伴い、4代目司会者として白羽の矢が立つと、以後20年以上に渡り司会者として出演。おおらかながらも豪快な司会ぶりで長年笑点を支えました。

 

9位林家たい平

2004年12月26日~現在

9位はこん平師匠の弟子であり、明るいキャラクターで人気のたい平師匠。元々はこん平師匠の代役としての出演でしたが、番組40周年を機に正式にメンバーへと昇格。メンバーの最年少として飛んだり跳ねたり大きく動くネタは笑点に新たな風を吹き込みました。新たなものを作る一方、こん平師匠の山田さんクビネタを引き継ぎ、現在は座る位置も端から中央となり、メンバー全体を引っ張る中堅として番組を支えています。

 

10位春風亭昇太

2006年5月14日~現在

10位は現在6代目司会者として番組を引っ張る昇太師匠。元々は若手大喜利の司会者として番組と関わりをもっていましたが、40周年で勇退した圓楽師匠に代わる新メンバーとしてレギュラー加入。かつては一番の新人で結婚できない独身をネタといていました。しかし今や歌丸師匠の後を継いで六代目司会者となり、結婚をして伴侶も手に入れ、さらには落語芸術協会の会長として、笑点、落語界を引っ張っていきます。

 

以上のようになっています。

番組を代表する方ばかりが入っています。番組に50年以上に渡り傘寿を超えても出演し続けてた木久扇師匠と歌丸師匠は圧巻です。

56年目を迎えた笑点、2021年からは桂宮治師匠、2022年には春風亭一之輔師匠、そして今年からは木久扇師匠に代わって立川晴の輔師匠がメンバーに加入して新たな風を吹き込んでいます。

伝統を受け継ぎながらも進化し続け、視聴者を楽しましてくれる笑点。これからも楽しみにしています!

ではまた!