藤井聡太七段通算100勝。主な棋士との比較。

https://www.shogi.or.jp/news/2018/12/100_1.htmlwww.shogi.or.jp

藤井聡太七段が公式戦通算100勝を達成しました。通算100勝18敗、勝率0.847、プロ入り2年2ヶ月での到達は、100勝史上最速・最年少・最高勝率というまさに記録づくめの達成でした。

ということで今回は主な棋士と比較してみようということで調べてみました。日本将棋連盟のニュース記事(一番上のリンク)と棋士成績DB様のサイト(下のリンク)を参考に作りました。

 将棋棋士成績DB

さっそくどうぞ!

 

【中学生棋士

 加藤一二三九段 100勝34敗 0.746

谷川浩司九段 100勝46敗 0.685

羽生善治竜王 100勝27敗 0.787

渡辺明棋王 100勝48敗 0.676

 【タイトルホルダー】

佐藤天彦名人 100勝49敗 0.671

豊島将之二冠 100勝36敗 0.735

高見泰地叡王 100勝72敗 0.581

斎藤慎太郎王座 100勝44敗 0.694

久保利明王将 100勝39敗 0.719 

永世称号者・有資格者】

大山康晴十五世名人 100勝26敗 0.794

米長邦雄永世棋聖 100勝56敗 0.641

中原誠十六世名人 100勝21敗 0.826

佐藤康光九段 100勝41敗 0.709

森内俊之九段 100勝44敗 0.694

 【A級棋士

稲葉陽八段 100勝45敗 0.690

広瀬章人八段 100勝51敗 0.662

深浦康市九段 100勝40敗 0.714

三浦弘行九段 100勝44敗 0.694

糸谷哲郎八段 100勝43敗 0.699

阿久津主税八段 100勝64敗 0.610

 

永世称号・有資格者の欄の木村義雄十四世名人と塚田正夫名誉十段の記録はわかりませんでした。将棋連盟HPにも載っていませんでした。日本将棋連盟の戦前の記録は燃え焼けてしまったのが多いため戦前から活躍された棋士の正確な記録はわからないのかもしれません。

さて、このようにトップ棋士でさえ、大抵の棋士が40敗あたりで到達しているのを見るとやはり藤井七段の100勝到達記録がいかに凄いかがわかります。しかしその中でもやはり大山十五世名人・中原十六世名人・羽生竜王の成績もすさまじいですよね・・・

藤井七段はどこまで我々に夢を見させてくれるのか・・・これからも活躍を楽しみにしています。

アニマル横町の表紙

どうもstsです。

今回はアニマル横町に関するお話です。

 

アニマル横町とは,少女誌『りぼん』で1999年から連載されているキテレツ動物コメディーです。

連載されている雑誌こそ少女誌ですが,内容はギャグ漫画なので男性でも大人でもゲラゲラ笑いながら楽しめる私の大好きな漫画です。

 

そしてギャグ漫画ということもあり、表紙でも毎回クスっと笑わせてくれたり、驚かせてくれます(笑)

ということで今回はそのアニマル横町の表紙をまとめてみました。

さっそくどうぞ。 

 

1巻:あみとイッサ

2巻:ケンタ、欠席

3巻:ケンタ、枠外

4巻:ケンタ、全員に被られる

5巻:ケンタ、半目

6巻:ケンタ、白黒

7巻:ケンタ、落書き

8巻:ケンタ、振り返り失敗

9巻:ケンタ、ヤマナミさんと交代

10巻:ケンタ、タイトルと被る

11巻:ケンタ、プリクラのフレーム

12巻:イヨの着ぐるみ

13巻:イヨとイッサの着ぐるみとくまもん

14巻:イヨとイッサとケンタ

15巻:ケンタ、ミニチュア化

16巻:ケンタ、パンケーキの中にいて映らず

17巻:イヨ

18巻:イッサ

 

1巻は普通の表紙で2巻~11巻まではケンタいじり,12巻と13巻では着ぐるみシリーズ,第14巻ではケンタが初めてまともに写るも,15巻から再びケンタいじり,17巻からは単独表紙シリーズとなっています。

次回は順番的にはケンタですが,果たして・・・

表紙でも楽しませてくれるアニマル横町。これからも楽しみにしています!!!

最強将棋21シリーズ

どうもstsです。

今月の11月1日から2日にかけて第31期竜王戦第3局がおこなわれました。

戦型はなんと3局続けて角換わりとなり、先手の羽生竜王が一気に攻め込んでいく展開となりました。終盤まで羽生竜王優勢となり、またしても一方的に攻めきるのかと思われましたが、広瀬八段が攻めを交わし、反撃を決めてシリーズ1勝目をあげました。

 

広瀬八段はこれで1勝2敗で次は先手番。一気にスコアをタイに戻せる可能性が出てきました。

一方羽生竜王は、敗れたものの、前期も2連勝から敗れた後、2連勝で竜王を奪取しました。ここからまた一段とギアを上げてくるかもしれません。

次の第4局はまたしても角換わりとなるのか・・・非常に楽しみです!

 

さて広瀬八段といえばやはり振り飛車穴熊というイメージが強いですが,実際に振り飛車穴熊の棋書を多く執筆されています。

中でも浅川書房さんから出ている最強将棋21シリーズの『四間飛車穴熊の急所』は居飛車の急戦・銀冠・穴熊とすべての戦い方が載っています。

ということで今回はその浅川書房さんの最強将棋21シリーズをまとめてみました。羽生竜王の著書もあります。

さっそくどうぞ。

 

最前線物語』 深浦康市

・『四間飛車の急所(1)』 藤井猛

・『四間飛車の急所(2)急戦大全【上】』 藤井猛

・『注釈 康光戦記』 佐藤康光

・『四間飛車の急所(3)急戦大全【下】』 藤井猛

・『四間飛車の急所(4)最強の4一金型』 藤井猛

・『四間飛車破り【急戦編】』 渡辺明

・『四間飛車破り【居飛車穴熊編】』 渡辺明

・『羽生善治の終盤術(1)【攻めをつなぐ本】』 羽生善治

・『羽生善治の終盤術(2)【基本だけでここまでできる】』 羽生善治 

・『羽生善治の終盤術(3)【堅さをくずす本】』 羽生善治

・『右四間で攻めつぶす本』 中川大輔

・『最前線物語(2)』 深浦康市

・『最新戦法の話』 勝又清和

・『相振り飛車を指しこなす本(1)』 藤井猛

・『相振り飛車を指しこなす本(2)』 藤井猛 

・『相振り飛車を指しこなす本(3)』 藤井猛

・『相振り飛車を指しこなす本(4)』 藤井猛

・『矢倉の急所【4六銀・3七桂型】』 森内俊之

・『角交換振り飛車【基礎編】』 鈴木大介

・『角交換振り飛車【応用編】』 鈴木大介

・『矢倉の急所(2)』 森内俊之

・『パワー中飛車で攻めつぶす本』 鈴木大介

・『相振り中飛車で攻めつぶす本』 鈴木大介

・『四間飛車穴熊の急所』 広瀬章人

・『ゴキゲン中飛車の急所』 村山慈明

・『石田流の基本【本組みと7七角型】』 戸辺誠

・『四間飛車穴熊の急所(2)【相穴熊】』 広瀬章人

・『石田流の基本【早石田と角交換型】』 戸辺誠

・『中飛車の基本【ゴキゲン中飛車編】』 鈴木大介

・『角交換四間飛車を指しこなす本』 藤井猛

・『矢倉5三銀右急戦』 村山慈明

・『石田流を指しこなす本【相振り飛車編】』 戸辺誠

・『石田流を指しこなす本【急戦編】』 戸辺誠

・『石田流を指しこなす本【持久戦と新しい動き】』 戸辺誠

 

なんとこれだけの本が出ているんですね・・・

正直どれを読んでも名著ばかりで、私も先日『四間飛車破り【居飛車穴熊編】』を買いました。

これからも新作を期待ています!

 

さあ次の第4局は,来週です!防衛にあと1勝と迫るか,タイに戻すか,非常に注目です。 

チャイルドブランド対決?

今週の火曜日から水曜日にかけて、第31期竜王戦第2局がおこなわれました。戦型は第1局と同じく角換わりになり、羽生善治竜王が端歩を受けず、広瀬章人八段がその端歩を突き越し、その分の手を攻めに回し羽生竜王から先行する形となりました。

1日目終了時点では、羽生竜王の攻めが切れそうという評判でしたが、最後まで攻めきり羽生竜王の勝ちとなりました。あそこからでも攻めが繋がるという羽生竜王の大局観が冴え渡る対局となりました。

これで羽生竜王は、2連勝。防衛そして夢のタイトル通算100期まであと2勝と迫りました。

一方の広瀬八段は、敗れはしたものの、竜王戦第3局だけでいえば後手番の勝率が高かっと記憶しているのでまだわかりません。

次の第3局が待ち遠しいです!

 

さてこの両対局者の共通点の一つとして、同世代の棋士が多いことが挙げられます。

過去には「チャイルドブランド」と呼ばれていました。

元々「チャイルドブランド」とは、10代のときから目覚ましい活躍をしていた、

村山聖(1969年生まれ)

佐藤康光(1969年生まれ)

羽生善治(1970年生まれ)

森内俊之(1970年生まれ)

この4人の棋士のことを指していました。

 そして

先崎学(1970年生まれ)

丸山忠久(1970年生まれ)

藤井猛(1970年生まれ)

郷田真隆(1971年生まれ)

のこの4名も同い年の棋士ということで現在は、「羽生世代」の棋士として数えられています。

 

そして時は流れ2002年頃、まだプロになる前の三段・二段の中に将来有望な同世代の棋士が固まっているということで週刊将棋で「第二のチャイルドブランド」として特集が組まれま

その世代の中でも

中村太地(1986年生まれ)

広瀬章人(1987年生まれ)

佐藤天彦(1988年生まれ)

糸谷哲郎(1988年生まれ)

はタイトルを獲得しており、

タイトル獲得経験こそないものの同世代の棋士として他に

・金井恒太(1986年生まれ)

戸辺誠(1986年生まれ)

高崎一生(1987年生まれ)

稲葉陽(1988年生まれ)

などがいます。

 

どちらも今は年齢を重ね、「チャイルドブランド」と呼ばれることはありませんが、羽生世代の棋士は言わずもがな、広瀬八段の世代も最近はタイトル戦常連となっています。

やはり競い合える同世代がいるというのは大きいのかもしれません。

 

共に活躍同世代のライバルたちとしのぎを削ってきた両対局者、次の第3局も熱戦を期待しましょう!

幕末志士 西郷さんの歴代自作ゲーム(2018年10月21日現在)

どうもstsです。

今回はニコニコ界のゲーム実況者、幕末志士さんがテーマです。

 

今年の1月に幕末ラジオ・幕末生でプレイした歴代の西郷さんの自作ゲームをまとめましたが、今回はそれの追加版です。

アーカイブが公開されている第41回分までの分を追加しました。

さっそくどうぞ!

 

 

幕末ラジオ時代

 

 

No.

放送回

ゲーム名

1

第3回

2

第6回

奴2

3

第7回

ノスタル志士

4

第11回

BAKUGON QUEST

5

第14回

幕末すごろく

6

第17回

奴3

7

第22回

幕末メモリアル

8

第34回

ノスタル志士Ⅱ

9

第40回

サバイバル

10

第44回

BATHER2

11

第51回

ANARKY QUEST

12

第54回

冬香

13

第55回

POOR MAN

14

第56回

雪合戦

15

第59回

明治維新文明開化ブラザーズ

16

第62回

SBK-Bros.

17

第70回

HAPPY!CHRISTMAS!

18

ANARKY QUESTⅡ

19

第72回

福爆笑い

20

 

 

第75回

実況者クエス

21

RPGツカラレール

22

維新斬刀

23

THE 居酒屋

24

4番ぶっ叩き隊

25

第76回

維新の風

26

第78回

隣のキリザキ君

27

第85回

白まりも観察日記

28

第88回

10 million tongue 00.7

29

第91回

JACK KNIFE SAKAMOTO カレがキレるとき

30

第96回

BAKUMATUUN FIGHT

31

第98回

多弁探偵SAKA

幕末生時代

 

 

1(32)

第7回

TOUBAKU MANIA

2(33)

第10回

西郷を救え~IQ180の坂ちゃんへ~

3(34)

第11回

かいかくはゆびさすほうに

4(35)

第15回

殺伐志士

5(36)

 

坂ちゃん判定

6(37)

第20回

チョコチェック

7(38)

第25回

西郷美術館

8(39)

第32回

THIS IS PING-PONG

9(40)

第35回

無人

10(41)

第37回

隣のタカモリ君

11(42)

第40回

坂ちゃんJAPAN

 

西郷さんの自作ゲームも現在42作目!

50作目も近づいてきました。

もし書き忘れているゲーム名などがありましたら、是非教えてください<(_ _)>

 

※追記(2019年11月28日)

最新版はこちらにあります。

oknsts1018.hatenablog.com

 

竜王戦1組在籍数ランキング

どうもstsです。

昨日、今日と羽生善治竜王広瀬章人八段による第31期竜王戦第1局が行われました。2年連続となる公開対局で戦型は角換わり相腰掛け銀となりました。

難解な局面がずっと続き、広瀬八段が優勢になったと思った局面で羽生竜王が銀・金さらに飛車と持ち駒を自陣に投入。見違えるような堅さを作り局面は逆転し、羽生竜王の先勝となりました。

羽生竜王にとっては、この竜王を防衛できれば前人未踏のタイトル通算100期、失冠すれば実に27年ぶりの無冠となります。まずは通算100期に向けて幸先の良いスタートを切りました。

一方の広瀬八段は、初の竜王位がかかったタイトル戦。次の第2局は先手となるためどのような戦型でくるか注目です。広瀬八段は振り飛車穴熊のイメージが強いので今回のタイトル戦で登場するのかも注目ですね。

 

さて、竜王戦といえば1組~6組にクラス分けされているのが特徴ですよね。今期の挑戦者広瀬章人八段は1組2位からの本戦出場でした。そこで今回は1組在籍数(竜王在位期間も含む)ランキングを調べてみました。

さっそくどうぞ

 

1位羽生善治竜王 28期(竜王7期含む・来期29期目)

2位佐藤康光九段 25期(竜王1期含む)

3位高橋道雄九段 23期

4位谷川浩司九段 22期(竜王4期含む)

5位丸山忠久九段 20期(来期21期目)

6位中原誠十六世名人 18期

6位森内俊之九段 18期(竜王2期含む)

6位郷田真隆九段 18期

9位森下卓九段 17期

10位南芳一九段 16期

10位藤井猛九段 16期(竜王3期含む)

 

まず目についたのは、高橋道雄九段。竜王戦の番勝負への登場こそないものの、現在歴代3位の23期。今期は1組で1回戦負けし、5位決定戦の初戦でも敗れてしまったため、来期は2組からの出場となります。同世代の谷川九段よりも多く在籍していたのは知りませんでした。

そして連続という括りで見ると羽生竜王が26期でトップなのですが、佐藤康光九段は、一度も2組に落ちずに25期連続在籍中。これは羽生竜王も渡辺棋王も2組に落ちた経験があるため、かなり凄い記録といえます。

そして中原十六世名人も歴代6位に入っています。中原十六世名人は、引退するまで1組に在籍しており、当時は60歳を超えてなお1組に在籍する凄さを痛感していました。

 

さあ次の第2局は、どうなるのでしょうか。戦型は横歩取りになると予想しておきます。第2局も楽しみです!

将棋界勝数ランキング(2018年10月1日対局分まで)

どうもstsです。

今回は将棋界に関する記事です。

昨日谷川浩司九段が通算で1300勝を達成しました。これは史上5人目の快挙となります。

史上2人目の中学生棋士としてデビューし、史上最年少の21歳で名人獲得、中原誠十六世名人との覇権争い、羽生善治竜王との激闘、さらには会長就任などさまざまなことを経ての到達。これからはどこまで勝数を伸ばすのか注目です。

 さて、今回は将棋界の通算勝数ランキングを調べてみました。

通算で800勝以上している棋士のみ掲載しています。

それではどうぞ。

 

通算勝数ランキング(10月1日対局分まで)

1位大山康晴十五世名人 1433勝781敗

2位羽生善治竜王 1412勝579敗

3位加藤一二三九段 1324勝1180敗

4位中原誠十六世名人 1308勝782敗

5位谷川浩司九段 1300勝832敗

6位内藤國雄九段 1132勝1000敗

7位米長邦雄永世棋聖 1103勝800敗

8位有吉道夫九段 1088勝1002敗

9位佐藤康光九段 1023勝617敗

10位桐山清澄九段 992勝920敗

11位森下卓九段 918勝639敗

12位森内俊之九段 906勝561敗

13位大内延介九段 887勝807敗

14位丸山忠久九段 879勝515敗

15位森雞二九段 866勝879敗

16位郷田真隆九段 858勝526敗

17位二上達也九段 856勝752敗

18位高橋道雄九段 842勝685敗

19位深浦康市九段 819勝475敗

20位南芳一九段 807勝666敗

21位島朗九段 806勝679敗

 

谷川九段の次の目標は、中原十六世名人の1308勝、加藤一二三九段の1324勝ですね!そして大山康晴十五世名人の1433勝も越せるのも期待したいです!

他の棋士を見てみると羽生善治竜王が大山十五世名人の記録まで約30勝に迫っており、桐山清澄九段は史上10人目の1000勝が目前に迫っています。

今後はどのような棋士が節目の記録に到達するのか非常に注目です!