グラモンバトルとビットモンデュエル

どうもstsです。

今回のテーマは「天才ビットくん」です。

今の若い子は馴染みがない番組名かもしれませんが、今の「ビットワールド」の前の番組名です。

月曜日~木曜日までは「天才テレビくん」が放送されていましたが、金曜日は「天才ビットくん」が放送されており、これを見ると週末の学校終わりで休みだ~という感じがしましたね。

 

さて今回はその中でも取り上げるのが、「グラモンバトル」と「ビットモンデュエル」です。天才ビットくんの中であったゲームコーナーでグラモンバトルは2002年~2003年頃、ビットモンデュエルは2006年~2008年頃まで放送されていました。

グラモンバトルはラクガキ天国、ビットモンデュエルは天才ビットくんの公式ホームページで遊べたため、馴染みのある方、やったことあるよという方もおられると思います。

今回はその2つのゲームとルールをまとめて比較してみました。それではさっそくどうぞ!

 

『グラモンバトル』

【基本ルール】

バトルは1ターンごとに戦い方を1つ選びます。

選べる戦い方は「こうげき」「バリア」「まほう」の3種類。

こうげき」は「バリア」を破り

バリア」は「まほう」を跳ね返す

まほう」は「こうげき」に打ち勝つ

といういわばじゃんけんのグーチョキパーのような関係になっています。

 

そしてさらにそれに加えて「チャージ」というものがあります。HPを回復する代わりに全ての技のダメージを喰らいます。しかし次のターンではパワアーップした攻撃(ダメージ2倍)で反撃できます。

 

そしてこのゲームで大事なのが、同じ技は2回連続で出せないということ。

例えば第1ターンで「こうげき」を選ぶと次は「バリア」か「まほう」、もしくは「チャージ」のどれかを選ぶこととなります。

続く第2ターンで「バリア」を選んだとすると、次は「こうげき」か「まほう」、もしくは「チャージ」のどれかとなります。

同じ手を2回出せないというルール上、一度あいこになるとその後も永遠にあいこになるというジレンマを解消するのがこの「チャージ」で、「チャージ」をすると次はまた3つから戦い方を選ぶことができます。

 

【各技の特徴】

①「こうげき

バリア」に勝ち、「まほう」に負ける。

選べる戦い方の3つ中で、最も相手に与えるダメージが大きいのがこの「こうげき」。しかし「こうげき」を出すと「まほう」に敗れるため、後述するその効果にかかりやすいため、注意が必要。ダメージを与える際は相手のグラモンに近づいていって殴りかかる演出になる。

 

バリア

まほう」に勝ち、「こうげき」に負ける。

3つの中では一番与えるダメージが少ない。

まほう」に勝った際には、相手のまほうをバリアで跳ね返す演出になり、相手が「バリア」であいこになったり、相手の「チャージ」に攻撃する際は、自分のバリアが割れて相手に目掛けて飛んでいく演出になる。

 

まほう

こうげき」に勝ち、「バリア」に負ける。

相手に当たると、HPを減らせるうえに「まほう」の効果が発動されることがある。

(「まほう」の効果の例)

①きぜつ→数ターンの間何もできなくなる(技が出せなくなる)

②こんらん→選んだ技が変わり違う技になってしまう

③ふういん→特定の技が出せなくなる。

etc・・・

ただしこの「まほう」の効果は必ずかかる訳ではなく、「まほう」にかからずHPを減らしただけで終わることもある。相手にダメージを与える際にはグラモンから丸いカラフルな液胞のようなかたまりが相手に目掛けて飛んでいく。

 

【グラモン】

グラモンバトルで戦うのはグラモン。グラモンが「こうげき」「バリア」「まほう」を使い、相手のグラモンと戦う。

このグラモンは視聴者の子ども達から送られてきたイラストを使い、それを立体的にグラフィック化して、それを天才ビットくんの出演者が戦い方を選択して戦った。

グラモンのステータスは以下の通り

・タイプ→「こうげき型」「バリア型」「まほう型」の3種類

・HP→この数値が最初のHPになる

・攻撃力→この数値が大きいほど相手に与えるダメージが大きくなる

・防御力→この数値が大木ほど相手から喰らうダメージが少なくなる

・すばやさ→この数値の大きい方があいこになった際に先にダメージを与えれる

・運→「まほう」の効果を回避できたり、「まほう」の効果にかかっても早く解けたりする。

ステータスに上限はなく、総合的な数値がバラバラであった。

 

 

 

『ビットモンデュエル』

【基本ルール】

」「」「」3つの属性に分かれています。

」は「」に勝ち

」は「」に勝ち

」は「」に勝つ

というこちらも、じゃんけんのグー、チョキ、パーのような関係になっています。

 

そして1ラウンドごとにをそれぞれ1回ずつ選んで相手を攻撃していきます。

たとえば、第1ROUNDの第1ターンで最初にを選んだ場合、次の第1round第2ターンではのどちらかを選ばなければなりません。そして第2ターンでを選ぶと、第3ターンでは残ったを選ぶということになります。

そして次の第2ラウンド第1ターンでは再びの3つから一つ選び・・・というようにこれをどちらかのHPがなくなるまで続けていきます。

 

そして1ラウンドごとに1回使えるのが、「カウンター」。「カウンター」は相手から喰らう攻撃を減らすことができます。また力関係で負けていた場合、攻撃を喰らってもそのあとルーレットが回り、YESが出ればその喰らった攻撃の1.5倍で反撃することができます。しかしここでNOができると、カウンター攻撃はできず終了となります。この「カウンター」でYESがでるかどうかは、後述する「うん」の数値が関係してきます。

さらに後に追加ルールでできたのが「よける」。こちらは1試合に1度だけ使うことができるルールで、「よける」を選択することで相手の攻撃を回避する可能性があります。しかしこの「よける」も「カウンター」と同じくランダムであり、よける場合とよけれずそのままダメージを喰らう場合があります。こちらはルーレットが回らず、ただ単純にYESかNOがランダムで画面に表示されるだけでした。

 

【ビットモン】

グラモンバトルは、戦うのはあくまでも、グラモンでした。このビットモンデュエルで戦うのはプレイヤーをグラフィック化したキャラクター。を選ぶごとにキャラクターがそのビットモンに変身して相手を攻撃しました。

戦う前には、モンスターいわゆるビットモンをから1体ずつ選びます。グラモンでは1試合で視聴者から送られてきた1体のグラモンしか選べませんでしたが、ビットモンでは複数体選べるのが違いです。

そしてこのビットモンのステータスは全ての数値の合計数が100になるように設定します。体力、攻撃、うん、どれかに数値を傾けるのも良し、バランス型にするのも良し、様々な数値のビットモンが生まれました。

【例】ビットモンA

体力:38→この数値が大きいほど自分の最初のHPが高くなる

攻撃:30→この数値が大きいほど相手に与えるダメージが大きくなる

うん:32→この数値が大きいほどカウンターが決まりやすくなる

 

【必殺技】

また各ビットモンに必殺技があり、力関係で勝利した際には、その必殺技で相手を攻撃していました。グラモンは相手に与えるダメージの演出は一律でどれも同じでしたが、ビットモンは各キャラクターごとに違いがあり、とても面白かったです。

 

 

 

以上のようになっています。

ざっくりまとめてみると

戦い方の種類

・グラモンバトル→「こうげき」「バリア」「まほう

・ビットモンデュエル→「」「」「

 

特殊技

・グラモンバトル→「チャージ

・ビットモンデュエル→「カウンター」「よける

 

ルール

・グラモンバトル→同じ手は2回連続で出せずに続ける

・ビットモンデュエル→1ROUNDごとにそれぞれ1回ずつ選ぶ

 

ゲーム内で戦うキャラクター

・グラモンバトル→グラモン

・ビットモンデュエル→出演者のキャラクター

 

使うモンスター

・グラモンバトル→一体

・ビットモンデュエル→三体

 

モンスターのステータス

・グラモン→上限はなく、バラバラ

・ビットモン→総合値が100

 

 

以上のようになっています。

個人的にはグラモンバトルもビットモンデュエルも大好きで毎週楽しみにしていました。特にビットモンデュエルは当時パソコンで気軽に遊ぶことができたので非常に楽しんだ思い出があります。

最近はビットワールドではこういうゲームがないようなので、またこのようなゲームが復活してくれると古参ファンは嬉しい限りです。

ではまた!