MONSTER BOX名勝負

どうもstsです!

今回はスポーツマンNo.1決定戦に関する記事です。

 

今回はMONSTER BOXに絞った記事です。

過去に本ブログで、SHOTGUN TOUCHの名勝負を取り上げたことはありますが、MONSTER BOXは初めてです。

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今回取り上げるのは2006年秋の第17回芸能人サバイバルバトルです。

池谷さんと知幸さんの歴史に残る名勝負、振り返ってみます。

さっそくどうぞ!

 

【11段】

知幸さんの挑戦。軽くゆっくりとした助走から余裕のクリア。実況の人も「心憎い跳躍」と言っていました。

そして殿を務める池谷さんの挑戦。注目の跳躍はツカハラ跳び!もはや格の違いを見せつけるような完璧な跳躍でした。

 

【12段~19段】

なんとお互いパス!!

この時のお二人は20段まではパスを続けるというのは当たり前といえるぐらいでした。それだけお二人が高い次元で戦っていたことがわかります。

 

【20段】

ここで池谷さんと知幸さんから跳び箱に一段加えるため、準備しているスタッフさんに1段目~10段目までについているスポンジを外して欲しいと要望。

これは跳躍で正面衝突した際の衝撃を和らげるためのスポンジなのですが、これに当たっているようでは跳べない、ということでスポンジを外すという初の事態に。もちろん危険にはなりますが、それだけこのお二人がこの種目に懸けているということがわかります。

知幸さんの挑戦。下のウェアだけ脱いで下はスパッツのみの状態。結果は見事1回でしかも両足着地でのクリア。そして高い! 

続いて池谷さん。逆に上だけ脱いでいるという珍しい状態。こちらも両足着地で成功。ただいつもに比べて少し高さに余裕がありません。

 

【21段】(当時世界歴代9位タイ)

まずは知幸さん挑戦。当時自信の自己記録でした。結果ここも見事1回で、しかもまたしても両足着地で成功!。

そして池谷さん。下のウエアも脱いでいよいよ本気モードです。しかしここでなんと失敗。ロイター板の手前の方を踏んでしまい、高さが足りませんでした。追い込まれてしまいます。

【21段2回目】

負ければ知幸さんに敗北が決まる池谷さん。世代交代かと言われ続け絶対に負けられない跳躍。しかしまたしてもロイター板の踏んだ位置は少し手前。それでもなんとか体を跳び箱の向こうに運び背中から落ちてギリギリのクリア。意地というか気持ちで跳んだといった感じの跳躍でした。22段へ。

 

【22段】(当時世界歴代5位タイ)

前回大会、共に失敗してNo.1を分け合った高さ。正念場です。

自己新記録への挑戦者となる知幸さん。しかしここは正面から激突。22段という高さで今日初めての失敗。2回目に懸けます。

続いて池谷さん。ここを跳べば優位に立てますが、またしても踏切は少し手前。頂上に乗り上げるような形で失敗に終わります。

【22段2回目】

自己新記録挑戦者の知幸さん。跳んで池谷さんにプレッシャーをかけられるか。結果は完璧な跳躍で背中から落ちてクリア。池谷さんを再度追い込みます。

追い込まれた池谷さん。結果はこちらもお返しと言わんばかりの完璧な跳躍。「おらー!見たかー!!」と叫びます。本人も「完璧!!!」というほど。ほんの少しロイター板を手前にしてそれが見事功を奏しました。

 

【23段】(世界記録)

いよいよ迎えたMONSTER BOX世界記録。かつて4人しか越えたものはいません。

まずは知幸さん。成功すれば体操選手以外で初となる23段成功者となります。結果は頂上に手は届くも越えられず失敗。

そして前人未到となる3回目の23段成功に挑む池谷さん。結果は頂上付近で激突。なかなか踏み切りが合わない様子で衝突後頂上で「違うってだから!」と言うほど。

【23段2回目】

後がない知幸さん。2回目の挑戦。結果は体は跳び箱の向こう側へ!ついに世界記録か!と会場は騒然とします。しかし遠くで見た池谷さんは「手ついた」とボソリ。スローで見てみると、太ももの裏と手が最後跳び箱に当たっていました。

そして池谷さん。世界記録達成の夢はやはりこの人に託されました。世界唯一の跳び箱職人の意地があります。結果は・・・見事成功!!!スローで確認するまでもなく完璧な跳躍。跳躍後、池谷さんは叫びながら喜びを表現し、泣き崩れていました。池谷さんが跳び箱を跳んでここまで泣くのもおそらく初めてであり、それだけ追い込まれていたんだなということが伝わりました。

その後もコロッセオに池谷さんの嗚咽は響き、会場から惜しみ無い拍手が送られ、No.1獲得となりました。

 

この戦いは僕自身小学生の頃にオンエアされていて、こんな高さの跳び箱を人間が跳べるんだ・・・と驚いていた記憶があり普段は寝る時間でしたが、テレビに釘付けになっていました。

そしてやはりなんと池谷さんの勝負強さ。正直なところ23段までは知幸さんの方が跳躍に余裕があり逆に池谷さんは今までにないほど苦戦をしていたので、今回はさすがに負けるのではと思った方も多いはず。しかしそんな逆境を跳ね返し跳び越える姿はカッコいいですよね。知幸さんも世界記録、そして打倒池谷さんまであと一歩と迫っていただけに非常に惜しかったです。

このときの戦いを語っている映像がYouTubeにもあるのでそちらも是非ご覧になってみてください。

 


スペシャル対談 vol.1 池谷直樹 & 知幸


スペシャル対談 vol.2 池谷直樹 & 知幸

 

23段で決着というのは過去に3回しかなくハイレベルな戦い、そしてドラマ性なども含めて一番印象に残っている戦いです。