どうもstsです。
本日、第44期棋王戦第4局が行われました。
角換わりから後手番の広瀬章人竜王が先に仕掛ける展開となりましたが、渡辺明棋王が上手く攻撃をいなし、難しい戦いを制し、棋王7連覇を達成しました。
Twitterの方でもあげましたが、同一タイトル7連覇というのは、歴代10位タイの記録となっています。
同一タイトル連覇記録
— sts (@canon3104) 2019年3月17日
1位羽生善治 19(王座)
2位大山康晴 13(名人)
3位大山康晴 12(王位)
3位羽生善治 12(棋王)
5位羽生善治 10(棋聖)
6位大山康晴 9(王将)
6位中原誠 9(名人)
6位羽生善治 9(王位)
6位渡辺明 9(竜王)
10位大山康晴 7(棋聖)
10位渡辺明 7(棋王)←NEW#棋王戦
今回は同一タイトルということで、「まったく同じタイトル」ということで調べました。タイトル戦の繋がりを意識するならば大山康晴十五世名人が九段戦の終わりから、十段戦の初めにかけて10連覇を達成しています。これも入れるとすると渡辺明棋王の今回の記録は歴代11位タイとなります。
歴代1位は何といっても羽生善治九段の19連覇。恐ろしい記録ですよね。歴代トップ10の中に羽生善治九段と大山康晴十五世名人の名前が4つずつあるというのが凄いですよね。逆に中原誠十六世名人が1つしか入っていないのは意外でした。
ちなみに個人の最高記録だけのランキングだと
1位羽生善治九段 19連覇(王座)
2位大山康晴十五世名人 13連覇(名人)
3位中原誠十六世名人 9連覇(名人)
3位渡辺明二冠 9連覇(名人)
6位木村義雄十四世名人 5連覇(名人)
8位塚田正夫名誉十段 4連覇(九段)
8位谷川浩司九段 4連覇(王将)
8位森内俊之九段 4連覇(名人)
このようになっています。全員永世称号者、もしくは永世称号保持者です。
※羽生善治九段→永世竜王、永世名人(十九世名人)、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖、名誉NHK杯
この状況を分析すると4連覇以上すると何かしらの永世称号を獲得しているともいえます。となると現在名人を3連覇の佐藤天彦名人は、次の名人戦で防衛すれば何かしらの永世称号を獲得する棋士になる可能性が大きくなりそうです。