池谷直樹さんVSケイン・コスギさん、MONSTER BOX戦いの歴史

どうもstsです。

 

本日『令和に蘇る!スポーツマンNo.1決定戦 レジェンド』が放送されました。スポマンの遺伝子を組む番組が放送されるのは約2年ぶりであり、放送前から大きな反響を呼んでいました。

スポーツマンNo.1決定戦といえば池谷直樹さんとケイン・コスギさんのMONSTER BOX(巨大跳び箱)の戦いがとても有名でした。

ということで今回はスポーツマンNo.1決定戦のMONSTER BOXを代表する熱き戦い、池谷直樹さんとケイン・コスギさんの熱き戦いをまとめてみました。

皆様はいくつ覚えていますか?

さっそくどうぞ!

 

【1999年3月26日放送。第5回芸能人サバイバルバトル。】

池谷直樹 23段世界記録

ケイン・コスギ 22段(23段失敗)

 

二人の熱き戦いはここから始まりました。当時芸能人大会では敵無し状態だったケインさん。特にMONSTER BOXでは芸能人ながら22段を跳んでいました。一方の池谷さんは日体大時代から番組には関わっており、かつては20段を跳び当時の世界記録を保持。それ以降はMONSTER BOXのアドバイザーとして番組に関わっており、ケインさんとは師弟関係にありました。

そんな中池谷さんが今度は選手として参戦。ともに22段を越え、決着は23段へ。これを池谷さんは成功させ、世界記録を達成。自己記録を一気に3段も更新しました。一方のケインさんはこの高さを失敗。MONSTER BOXで初の敗北を喫しました。

 

 

 

【2000年3月24日放送。第6回芸能人サバイバルバトル。】

ケイン・コスギ 22段(23段失敗)

池谷直樹 22段(23段途中棄権)

 

一年ぶりの芸能人大会。この大会では照英さんが18段、工藤順一郎さんが20段を跳ぶなど、一気にMONSTER BOXのレベルが上がった大会でした。またこの大会から池谷さんは番組からの指示もあり、ヒールキャラとして生まれ変わります。金髪に染め上げ、イライラしながらケインさんを敵対視するキャラは覚えている方も多いはず。

二人の戦いはこの大会でも23段へ突入。しかし池谷さんが23段1回目失敗の際に足を痛めてしまい、途中棄権となります。ケインさん一人で23段2回目へと挑みますが、結果は失敗。この大会は引き分けに終わりました。またこの大会において総合No.1はケインさんが獲得し、王座を奪還。ケインさんは元日のプロ大会でも総合No.1を獲得しており、二冠達成となりました。

 

 

【2001年1月1日放送。第7回プロスポーツマンNo.1決定戦。】

ケイン・コスギ 21段(23段失敗)

池谷直樹 20段(21段途中棄権)

翌年元日のプロ大会。ケインさんは99年から芸能人でありながらもプロの選手に混じって参戦していました。そしてこの大会では芸能人から池谷直樹さんと照英もプロに混じって参戦しました。

池谷さん、ケインさんはともに20段を越え三度一騎打ちの戦いになります。ケインさんは21段を1回目で成功。しかし池谷さんは21段1回目の試技で失敗した際、再び足を痛めてしまいここで無念の棄権。この時点でケインさんのこの種目No.1が確定しました。その後、ケインさんは23段へと挑戦しますが、失敗に終わりました。またこの時池谷さんが次必ず勝ちます。と宣言していたのがかなり印象に残っています。

 

【2001年3月23日放送。第8回芸能人サバイバルバトル。】

池谷直樹 22段

ケイン・コスギ 21段(22段失敗)

 

同年春の芸能人大会。ケインさんは昨年秋の芸能人大会も制していましたが、元日のプロ大会で2位に終わり敗北を喫したことから、ディフェンディングチャンピオンの証であるゴールドゼッケンを返上。ノーマルのゼッケンで挑みました。

池谷さんが19段でまさかの1回目失敗という波乱が起こるもともに21段を成功。ケインさんが22段を失敗に終わりますが、池谷さんは見事成功。池谷さんにとっては初出場した99年以来の芸能人大会以来のMONSTER BOXでの勝利となりました。この大会では照英さんが全種目で3位以内に入るという安定した成績を収め、初の総合No.1を獲得。そしてケインさんにとっては最後の芸能人大会となりました。

 

【2002年1月1日放送。第8回プロスポーツマンNo.1決定戦。】

池谷直樹 23段世界記録(24段失敗)

ケイン・コスギ 21段(22段失敗)

 

元日のプロ大会。昨年に引き続き、芸能人からケインさん・池谷さん・照英さんが出場。本日放送されていた「スポーツマンNo.1決定戦レジェンド」でも取り上げらていた大会です。

この大会でも両者21段まで成功。22段でケインさんは失敗しますが、池谷さんは見事成功。この種目No.1を獲得すると、その後23段にも挑戦。これもなんと成功させ、世界初の23段複数回成功者となりました(複数回成功者はスポマンからスポダンを通じて現在も池谷さんのみ)。またこの時ケインさんとハイタッチを交わしていたのも印象的です。その後いよいよ世界新記録24段へと挑戦しますが、こちらは失敗に終わりました。

 

 

【2004年1月1日放送。第10回プロスポーツマンNo.1決定戦】

池谷直樹 21段(24段失敗)

ケイン・コスギ 20段(21段失敗)

 

02年のプロ大会から2年の空白期間を経て、ケインさんが久々にコロッセオに凱旋。また池谷さんも03年のプロ大会も出場しており、プロ大会は同じく2年ぶりの出場となりました。

2年ぶりの挑戦とあってか、なかなか思うような跳躍を掴めないケインさん。また途中で足を痛めたこともあり記録は20段に終わります。一方池谷さんは21段を成功させ、この種目No.1を獲得。その後、2年ぶりとなる世界新記録24段に挑戦。結果は失敗となりました。そしてケインさんにとってはこれが最後のスポマンの大会。これが二人の最後の直接となりました。

 

 

以上のようになっています。

約5年に及ぶお二人の熱き戦いを振り返ってみました。

通算成績は池谷さんから見て4勝1敗1分けとなっていました。

MONSTER BOXはスポーツマンNo.1決定戦を代表する目玉種目であり、お二人が出れば必ず20段を越え、最後に二人が残るというのが恒例でした。この二人の戦いにも息を呑み、テレビを眺めていた視聴者の方も多かったのではないでしょうか。

 

そしてこの記録はほとんどがお二人が20代の時の記録です。では年齢を重ねて挑んだ二人はどうなるのか。気になりますよね?ということで以下は番外編。40代になったお二人のMONSTER BOXの記録です。どうぞ!

 

【番外編。40代になってからの二人のMONSTER BOX。】

ケインさんがコロッセオを去った後も池谷さんはスポーツマンNo.1決定戦に幾度となく出場。事実上の最終回となった2010年のMONSTER BOX公認記録まで出場

していました。

そして2012年からは「スポーツ男子頂上決戦」としてリメイク。その第3回大会で40歳を迎えた池谷さんが復帰。そして2018年元日に放送された「最強アスリート元日決戦」では43歳となったケインさんがコロッセオに凱旋。その時の記録も載せておきます。

 

【40代以降の池谷直樹さんの記録】

2013年第3回スポ男 20段スポ男記録】(21段失敗)

2014年第4回スポ男 19段(20段失敗)

2015年第5回スポ男 20段スポ男記録】(21段失敗)

2016年第6回スポ男 19段(20段失敗)

 

2013年に「レジェンド」として登場した池谷さん。MONSTER BOXでは40代でありながら、20段という当時のスポ男記録を成功。2年後には42歳で再び20段を成功させまさに

レジェンドとしての生き様を見せつけます。

しかし2016年には「負ければ引退」と進退を懸けて挑みます。結果は20段を失敗に終わり、20段を成功させた佐野岳さん、22段を成功させた平野泰新さんに敗れ、引退。インタビューに答えていた家族の言葉に涙を流していたのが印象的でした。

 

【40代以降のケイン・コスギさんの記録】

2018年元日決戦 20段(21段失敗)

2018年の元日に2004年のプロ大会以来実に14年ぶりにコロッセオに電撃復帰したケインさん。体操選手、トランポリン選手、陸上選手、そしてスポ男で23段を成功させた平野さんの中に混じり挑戦。

結果はなんと20段を成功。最後に挑戦した2004年の時と同じ記録を残すという衰えぬ肉体を見せつけました。またこの会場には池谷さんも駆けつけており、40代になったかつてのライバル二人が笑顔で語り合うシーンはとても感動的でした。

 

以上のようになっています。

ともに40代を越えて20段を記録するあたりにお二人の技量や肉体の凄さに驚かされます。

お二人のMONSTER BOXの熱き戦いは今でも語り草になるほどであり、消えああせることはないでしょう。

これからのお二人のご活躍をファンは楽しみにしています!