どうもstsです。
今回は、スポーツマンNo.1決定戦に関する記事です。
今回取り上げるのは、2007年元日のプロスポーツマンNo.1決定戦のSHOT GUN TOUCHです。
さっそくどうぞ!
12m00cm挑戦前までの総合No.1争いは実質以下の5人
オンエアでは試技が12m00cmからになっていますが、TAIL IMPOSSIBLE終了時に比べて各選手20Pずつ増えているため、カットされていますが12m00cm挑戦前にいくつかの距離に挑戦していることがわかります。
1位ポール・A・テレック(陸上) 420P
アメリカから来た陸上十種競技の選手。この大会ではPOWER FORCE・25・TAIL IMPOSSIBLEと後半3種目でNo.1を獲得し、暫定首位。
前回大会覇者。2連覇を目指すミスターハンドボール。
3位池谷直樹(体操) 360P
前々回大会覇者。この大会ではBEACH FLAGS、MONSTER BOXでNo.1を獲得しています。
4位木下典明(アメフト) 325P
初出場。この大会では、BURN OUT GUYSでNo.1を獲得しています。
5位永井大(俳優) 280P
芸能人サバイバルバトル第5代王者。プロ大会は初出場でした。
【12m00cm(+10P)】
まずは12m00cmから。こちらは全員成功。中でも群を抜く速さを見せつけていたのが、木下さん。圧倒的な速さで落ちてくるボールをダイブしながら両手でキャッチを試みるほど。
そして注目の初挑戦で暫定1位のポールさん。難なくクリアしますがダイブする際にまったくボールを見ていません。それが少し気になります。
1位ポール・A・テレック 430P
2位宮崎大輔 385P
3位池谷直樹 370P
4位木下典明 335P
5位永井大 290P
【12m50cm(+20P)】
ここからはポイントは+20P。
ここでも驚異的なスピードを見せる木下さんは、ボールをキャッチを試みます。結果はまたしても掴み損ねますが底知れぬポテンシャルを見せつけます。
そんな中失敗をしたのが連覇を狙う宮崎さん。直前のTAIL IMPOSSIBLEで3位に入ったもののその激走が足への負担となったか、まさかの失敗。
そして暫定1位のポールさんは成功。またしてもボールをまったく見ていないのが気になりますが確実にポイントを積み重ねます。
【12m50cm(2回目)】
昨年は当時世界歴代4位タイとなる13m10cmを成功させて総合No.1を掴んだ宮崎さん。こんなところで終わる訳にはいかず2回目の試技に挑戦しますが、ボールが降ってこない。リプレイで確認すると、まさかのボタンプッシュミス。攻めすぎるあまりにここよもやのミス。元日連覇の夢はここで潰えます。
1位ポール・A・テレック 450P
2位池谷直樹 390P
3位宮崎大輔 385P
4位木下典明 355P
5位永井大 310P
【12m70cm】
まずはこれが自己記録タイとなる永井さん。これをしっかりと成功。3年ぶりとなる挑戦にも関わらず自己記録を成功させる辺りはさすがの一言。
続いては木下さん。未だ限界が見えませんがこちらも余裕の成功。またしてもキャッチを一瞬試みようとしたほど。
そして宮崎さんが脱落し暫定2位の池谷さん。しかしこれを失敗。2回目の試技に懸けます。
そして暫定1位のポールさん。距離は届いていましたが審議の旗。しかしここでボールを見ていないことが祟りボールが腕の横に落ちており失敗。SHOTGUN TOUCHは10m上から落ちるため、空気抵抗を受けて多少前後左右に落ちることがあります。
【12m70cm(2回目)】
まずは2年ぶりとなる王者返り咲きを目指す池谷さん。2回目の試技に挑みますがこちらも失敗。いよいよ総合No.1の海外流出が現実味を帯びてきました。
そしてポールさん。ここを取れば総合No.1へ大きく近づきますが、これを見事成功。雄叫びを上げます。
1位ポール・A・テレック 470P
2位池谷直樹 390P
3位宮崎大輔 385P
4位木下典明 375P
5位永井大 330P
【13m00cm(+30P)】
いよいよ13m00cm台に突入。過去に野球の松井稼頭央さんが成功させており、当時世界歴代10位タイの記録です。
まずは俳優の永井さん。自己新記録となる挑戦であり、芸能人としてはケイン・コスギさん以来の13m00cm台成功者となれるか。しかしここは惜しくも失敗。2回目に懸けます。
続いては木下さん。こちらもしっかり成功。本人は片手を伸ばしてダイブしたいらしいのですが、アメフトの癖でどうしても両手で触れてしまう模様。
そしてポールさん。先ほど1回目のミスをしているため、もうミスはできません。ここは失敗。他の挑戦者の結果を待ちます。
【13m00cm(2回目)】
芸能人としてケイン・コスギさん以来の13m00cm台の成功に懸ける永井さん。ダイブしますがすごく微妙で審議の旗。ウルトラスロー6000の映像で確認しますがこれでもすごく微妙。結果は失敗の判定。これに関しては今でも成功でもいいんじゃないかと個人的に思えてしまうほど、微妙なところでした。
1位ポール・A・テレック 470P
2位木下典明 405P
3位池谷直樹 390P
4位宮崎大輔 385P
5位永井大 330P
【13m30cm(+30P)】
距離はさらに30cm伸び、当時世界3位タイとなる13m30cm。こちらは過去に野球の飯田哲也さんが記録しています。
大逆転を目指す木下さん。ここで初の失敗。快進撃を見せてきましたが、世界歴代3位はそう甘くないみたいです。
【13m30cm(2回目)】
失敗すれば総合No.1が確定する2回目の試技。インタビュアーの人に心境を聞かれますが、「彼なら成功できる」と一言。力強くボタンを押し、見事成功。大逆転での総合No.1へ夢を繋ぎます。ポールさんは、「ほらね。」と。本人は総合No.1確定を待つというもどかしい時間ですが潔いコメントです。
1位ポール・A・テレック 470P
2位木下典明 435P
3位池谷直樹 390P
4位宮崎大輔 385P
5位永井大 330P
【13m70cm(+40P)】
世界新記録。世界新記録はボーナス10Pが入るため+40P。これを木下さんが成功させれば5P差で大逆転での総合No.1が確定。失敗すればポールさんの総合No.1となります。「彼が成功すれば優勝だね。負けるときはこういうものだよ」というコメント。そして同じく生き残っていた赤田将吾さんにも注目が集まりました。
赤田さんは失敗。
さあそしていよいよ木下さん。取れば総合No.1。失敗すれば総合No.1海外流出。注目の結果は・・・残念ながら失敗。これでポールさんの総合No.1が確定しました。
1位ポール・A・テレック 470P
2位木下典明 435P
3位池谷直樹 390P
4位宮崎大輔 385P
5位永井大 330P
ちなみにエンディングで赤田さんの2回目の試技の映像。ここも失敗。世界新記録とはなりませんでしたが、SHOTGUN TOUCHでポイントを稼ぎ総合ポイントでは永井さんに次ぐ315Pで6位に入りました。
この大会、総合No.1を狙うポールさんを日本人選手が追いかけるという展開でした。
そして最後は木下が世界新記録で大逆転を狙うというドラマチックな展開が印象に残っています。そしてポールさんも何か客観的というか冷静なコメントもすごく記憶に残っています。
この番組は2009年まで行われましたが、日本人以外の選手が総合No.1を獲得したのは、この大会のみでした。
やはりSHOT GUN TOUCHは白熱した戦いが見ものですよね。