どうもstsです。
今月の11月1日から2日にかけて第31期竜王戦第3局がおこなわれました。
戦型はなんと3局続けて角換わりとなり、先手の羽生竜王が一気に攻め込んでいく展開となりました。終盤まで羽生竜王優勢となり、またしても一方的に攻めきるのかと思われましたが、広瀬八段が攻めを交わし、反撃を決めてシリーズ1勝目をあげました。
広瀬八段はこれで1勝2敗で次は先手番。一気にスコアをタイに戻せる可能性が出てきました。
一方羽生竜王は、敗れたものの、前期も2連勝から敗れた後、2連勝で竜王を奪取しました。ここからまた一段とギアを上げてくるかもしれません。
次の第4局はまたしても角換わりとなるのか・・・非常に楽しみです!
さて広瀬八段といえばやはり振り飛車穴熊というイメージが強いですが,実際に振り飛車穴熊の棋書を多く執筆されています。
中でも浅川書房さんから出ている最強将棋21シリーズの『四間飛車穴熊の急所』は居飛車の急戦・銀冠・穴熊とすべての戦い方が載っています。
ということで今回はその浅川書房さんの最強将棋21シリーズをまとめてみました。羽生竜王の著書もあります。
さっそくどうぞ。
・『注釈 康光戦記』 佐藤康光
・『羽生善治の終盤術(2)【基本だけでここまでできる】』 羽生善治
・『右四間で攻めつぶす本』 中川大輔
・『最新戦法の話』 勝又清和
・『矢倉の急所【4六銀・3七桂型】』 森内俊之
・『矢倉の急所(2)』 森内俊之
・『石田流の基本【本組みと7七角型】』 戸辺誠
・『石田流の基本【早石田と角交換型】』 戸辺誠
・『矢倉5三銀右急戦』 村山慈明
・『石田流を指しこなす本【急戦編】』 戸辺誠
・『石田流を指しこなす本【持久戦と新しい動き】』 戸辺誠
なんとこれだけの本が出ているんですね・・・
正直どれを読んでも名著ばかりで、私も先日『四間飛車破り【居飛車穴熊編】』を買いました。
これからも新作を期待ています!
さあ次の第4局は,来週です!防衛にあと1勝と迫るか,タイに戻すか,非常に注目です。